日本人で何人かが読めると発言していた人物が2ちゃんねるに居た。彼らはこれ以上は言えないと全てを明かさず去って行ったが、そこまでで彼らの言っていた内容を教えて。
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のオカルト板などで過去に現れた「ヴォイニッチ手稿が読める」と言い残して去った人物たちの主張には、いくつかの共通するパターンや独自の解釈が存在します。
ネット掲示板の特性上、これらは検証不可能な「エンターテインメント(あるいは創作)」として扱われていますが、彼らが書き残していった主な主張や世界観は以下のような内容でした。
1. 「日本語(古語・方言・アイヌ語)の音転写」説
複数のスレッドで最も多く見られたのが、「これは中世の外国人が、当時の日本の言葉(またはアイヌ語など)を耳で聞いて、独自の文字で書き写したものだ」という主張です。
- 言われていた内容:
- 「文字をアルファベットやヘブライ語に当てはめても読めない。なぜならベースが日本語の音だから」
- 「母音と子音の組み合わせをある法則で日本の五十音に変換すると、中世〜江戸時代初期の日本の植物の効能や、当時の生活の愚痴のような文章が浮かび上がる」
- 去り際のセリフ: 「これ以上解読法を広めると、歴史がひっくり返る(または文化財的な問題になる)から言えない」として、変換表の一部だけを残して消えるパターンが定番でした。
2. 「特定の病気や脳の障害で見える文字」説
文字そのものが言語ではなく、「特定の精神状態や脳の病気、あるいは幻覚を起こす植物(ハーブ)を摂取した際に見える『光の残像』や『脳内文字』をそのまま写したもの」というオカルト的なアプローチです。
- 言われていた内容:
- 「自分も同じ病気(または特定の共感覚)を持っており、この文字が何を表しているのか直感的に理解できる」
- 「本の内容は高次元の知識ではなく、トランス状態に陥った人間が脳内のイメージを吐き出しただけの『日記』や『自動書記』に近い」
- 去り際のセリフ: 「真似をすると脳が引っ張られて精神を病む(戻ってこれなくなる)ので、これ以上は教えられない」と言い残すケースが見られました。
3. 「アナグラム(文字の並び替え)と多重暗号」説
言語マニアや暗号マニアを名乗る人物が、「単純な置き換えではなく、1つの単語に複数の意味を持たせる多重暗号になっている」と主張したケースです。
- 言われていた内容:
- 「一文字ずつ読むのではなく、ページの特定の絵(植物の茎の曲がり方や、女性の指の数など)が『何文字飛ばして読むか』のキー(鍵)になっている」
- 「書かれているのは、当時のキリスト教の異端(カタリ派など)が、迫害から逃れるために隠した『命の洗濯(医学と錬金術)』の秘録である」
- 去り際のセリフ: 「すべての鍵を明かすと、現在もそれを隠匿している組織や末裔に目を付けられる」「解くべきではない人間が解くと危険だ」といった、陰謀論めいた理由でフェードアウトしていきました。
なぜ彼らは「これ以上は言えない」と去るのか?
オカルト板の考察コミュニティでは、これらの書き込みは「設定の作り込み(ロールプレイ)」として楽しまれていました。
ヴォイニッチ手稿は「あと一歩で読めそうに見える絶妙な規則性」を持っているため、独自の変換ルールを1〜2ページ分だけ無理やり作って「読めた!」と言い張ることは個人でも可能です。しかし、手稿全体(200ページ以上)にそのルールを適用しようとすると必ず矛盾が生じて破綻するため、「これ以上は言えない事情ができた」ということにしてスレッドを去るのが、ネット上の「解読者」たちの共通の引き際となっています。
ネット掲示板の解読スレに興味がありますか?それとも、実際に「言語学的なアプローチ」で日本語やアジアの言語と結びつけようとしている実際の学術研究(例:古トルコ語説など)について知りたいですか?